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2021.03.21(日)

  2020年度はコロナ感染者拡大のため、バドミントン部はじめ体育会各部は練習も人数制限、時間制限などある中で満足にできませんでした。秋になってオープン戦の形で大会が開催されるようになり、関西学生新人大会、京都学生新人大会等開催されました。しかし応援はかなわず、卒業生の皆さんには不本意な一年となってしまいました

そんな中、西山、村尾両監督の企画で、313日(土)12時半~(約45分間)京田辺の練習場 デイヴィス記念館で「卒業セレモニー」が開催されました。現役から卒業生へ記念品とアルバムが、豊原OBOG会名誉会長からは記念品「ガルーシャチャーム(キーホルダ-)」が贈られ、OBOG会からも記念品(男子は靴下とハンカチーフ・女子はポーチとハンカチーフ)が贈られました。

 

役職者、OBOG有志の皆さんから卒業生へのメッセージ、そして卒業生からのコメントと当日の写真を掲載いたします。

 

なお、3人の就職先は、(株)MIRAID、三井住友信託銀行、(株)バイセルテクノロジーです。

 

全員で記念撮影(卒業生は左から長町、長丸、獅子堂)

 

卒業生  獅子堂、長町、長丸

 

後輩から記念品(アルバム等)贈呈

 

西山監督から記念品贈呈

 

村尾女子監督から記念品贈呈

       

 

「祝 ご卒業」

同志社大学体育会バドミントン部

                    部長 竹廣 良司

 同志社大学、そして体育会バドミントン部のご卒業、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。本来であれば。追い出しコンパの場でお祝いの挨拶をさせていただくべきところですが、今年は残念ながらかないませんので文章でお祝いさせていただきます。

 4年間の部でのご活躍お疲れ様でした。これまでの皆さんの努力に心より敬意を表します。この4年間はあっという間の時間だったことと思います。教わる立場から、教え導く立場へと変わる中、最上級生のこの1年は社会的な制約のため思うように活動ができず、辛い思いもたくさんされたのではないかと拝察します。

 昨年は新型ウイルスの流行により、世界が一変する年となりました。1年前の年始には、今のような状況になるなどと誰も予測できませんでした。大学にとっても、待った無しに変化せざるを得ない年となりましたが、皆さんにとっても、4年生の1年間はこれまでに経験のない、新しいことに取り組まないといけない年になったことと思います。皆さんが社会に出られても、当面はこうした試行錯誤の挑戦の日々が続くことになるでしょう。挑戦し続けることは容易なことではありませんが、皆さんが大学や部での活動の中で得た学びや経験を活かして、周りの人たちと協力して取り組んでください。

 大学での学びは困難に直面したときの特効薬とはならないかもしれませんが、皆さんにとっての考える力を高め、問題を認識する力を強化してくれたのではないでしょうか。「学問」と言われるように、学び自体も大切ですが、知識を踏まえて自ら問いかけてみることも重要です。試験勉強のように一問一答ではないので、答が見つからないものもあれば、いくつもの答が考えられるものもあると思います。大学では知識とともに考え方や、経験から得られるさまざまな知恵を身につけられたことと思います。そうした力を社会でもぜひ活かしてください。社会に出られるにあたり、いくつかの異なる見方で社会を眺めていただければと思います。いつもとちがう見方ができることで、少し冷静に判断ができるようになることもあるでしょう。

 森はさまざまな木で構成されています。1本1本の木をじっくりと見ることも大切ですが、少し離れてみると、木々の集まりが森を作っていることに気づきます。こうした見方は、部分的(局所的)な見方と全体的(大局的)な見方と言われますが、少し離れて全体を捉えてみること、逆に、少し近づいてピンポイントで眺めてみることにより、新たに見えるものもあるはずです。

 人生を生きていくことを考えると、現在のことはもちろん大切ですが、将来のことも大切です。人間はともすると、今のことだけを考えるような短期的な見方をしがちですが、将来をどのように生きるかという長期的な見方もまた重要です。ぜひ、長期的な見方も併せ持つようにしてください。

 複雑で不確実な時代を生きていくためには、さまざまな見方ができることが必要です。大学での学びや経験を活かしながら多様な視点を通じて自分の進路を定めてください。皆さんの今後ますますのご活躍を心より祈念しています。

 

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獅子堂孝雄 様  長町夏実 様  長丸彩由子 様

 『ご卒業おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。』

 希望に燃えた大学生活のスタートを迎えられた2017年4月には、現在のようなコロナ禍に陥ることになるなど想像もしておられなかったと思いますので、素直に卒業を喜ぶ事ができないのかもしれません。特にこの一年間は、経験したことのない生活を強いられたと思います。私は大学職員として勤務していますので、出来る事なら、コロナ禍を脱出した一年をやり直させてあげたい気持ちでいっぱいです。

 新型コロナウイルス感染症の拡大というタイミングに大学生活が重なってしまったことを恨めしく思っているのではないでしょうか。なぜこのような時に遭遇してしまったのだろうと、自分だけが不幸な目に遭っているかのように考えたこともあるのかもしれません。

コロナ禍の状況も未曽有の出来事だと思いますが、かつて未曽有の出来事としては、2005年のJR福知山線脱線事故が起きたことを聞かれたこともあると思います。JR福知山線脱線事故では、同志社大学の学生も被害に遭い、多くの怪我人だけでなく、数名はこの世を去る悲しい出来事となりました。志半ばで大切な命を奪われた学生や、命が助かっていても生涯忘れられない大きな傷を負った学生にとって、夢も希望も奪われ人生を狂わせることになった無念さは、計り知れないものがあったことと思います。

現在の皆さんは、目の前の日常は奪われている状態だと思いますが、将来を奪われてしまったわけではありません。コロナ禍がいつ収束するか確定的なことはわかりませんが、皆さんの長い人生から見れば、これからの未来の時間のほうがはるかに長いと思います。コロナ禍を経験する中で、「平和な日常のありがたさ」「今という時間の大切さ」など、様々なことを改めて感じていると思います。将来どこかで人生を振り返れば、「大学生活を一年間不自由な状態で過ごした経験により我慢強くなれ、成長することができた」と言える時がくるように、これからの人生を過ごしてほしいと思いますので、希望を持って社会へ旅立っていただきたいと思います。

『一期一会』

皆さんは同志社大学を卒業された後、新しい生活の中で多くの方と出会う機会があると思います。その中には、学年は違っても、同志社大学を卒業された先輩に出会われることもあるでしょう。出身大学が同じだということで、様々な面で大いに力になってくださる方もおられると思いますので、出会いを大切にしてもらいたいと思います。もちろん、体育会バドミントン部での先輩や後輩のつながりも大切にしてほしいと思いますが、同志社大学出身以外の方とも出会われ、お付き合いをしていかれることもあると思いますので、『一期一会』を大切にしてください。

なお、同志社大学の卒業生団体である校友会は、各都道府県に支部があり、各支部で会合や行事を行っておられます。現在はコロナ禍で会合を開くことは難しいですが、収束した暁には、ホームページで情報を検索し参加するようにしてください。

皆さんのこれからの人生が幸多き日々でありますようお祈り申し上げ、卒業メッセージとさせていただきます。

同志社大学バドミントン部

         副部長  伊藤 顕矢

 

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卒業生へ 

ー私の学生時代―

同志社大学体育会バドミントン部OB・OG会常任顧問

岸本 晃一(1962年卒)

                                  

 コロナ禍の中充分な活動が来ないで卒業するのが納得いかないと思いますが、同情致します。

 卒業という言葉を聞いて私にとっての学生時代の事が思い出されます。

 私が大学に入った時、(当時今出川キャンパスにあった同志社)中学には体育館が有りましたが、大学には体育館が無かったのです。勿論(同志社)中学の体育館を使った事はありません。ぎりぎりコートが一つ取れるだけのYMCAで月に2~3回の練習が唯一の練習でした。先輩の教えも無く、コーチに行くような顔をして(出身の)紫野高校等の高校や京都女子大学へ2~3人で教えるような顔をして自分の練習に出向いていたものでした。

 2年生に成って暫くして新町校舎に天井の低い体育館ではありましたが、バスケット部、体操部と交代で使えるようになりました。

 テレビが出来て間も無い頃でビデオ等は未だ無かった時代で、トップクラスの人の試合を見て勉強するしかありませんでした。体力を付ける為に練習の前に新町校舎から大文字山の大の字中心まで毎日一週間走ったり、一打一打フェイントを掛けられる様プレーのスピードを上げる為に御所で一人トレーニングをしたものでした。

 先輩から教えて貰った事は「バテるから水を飲むな」という事でした。その教えを守った為にインカレで3年間ベスト8で脱水症状で夢遊病者に成っていました。「水を飲まなければダメだ」という事を知った時は、卒業して20年が過ぎていました。

 

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同志社大学体育会バドミントン部OB・OG会

名誉会長 豊原 洋治

今春卒業されます、

男子選手 獅子堂 孝雄 様、

女子選手 長 町 夏実 様、長 丸 彩由子 様

ご卒業誠におめでとうございます。

 

昨年の2月より大学の行事はすべて中止となり、学生の皆様には対面授業もなくなった一年でした。スポーツ活動も中止になり、何とか昨年の7月頃より大学とも話し合い、少しずつ体育館の使用ができるようになり、

少しでも練習ができ、昨年後半にはオープン大会や関西学生新人戦などが開催されました。しかしまた、京都府もコロナの「緊急事態宣言」が発令され、事態が悪化しました。

 いつもですと、皆様(学生、OB・OG)との追い出しコンパに出席し気持ちよく追い出せたのですが、このように追い出しコンパが開催できないことになりました。

 3人の卒業生の皆様には下級生の指導をいただき、ありがとうございました。今後は社会人として、学生時代に指導

いただいた部長先生、監督、コーチ、OB・OGの皆様に感謝し、頑張って下さい。

 皆様の前途を祝し、私からの記念品をお送りします。

 

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同志社大学体育会バドミントン部OB・OG会

会長 小国 久美

ご卒業おめでとうございます。

最高学年として男子1人、女子2人という少ない人数でそれでなくても大変つらい思いをし、悩みもしてきた事と思います。

そんな時にこの異常な一年がのしかかって来てしまいました。代替わりをした後でも何かにつけ考えることも多くなってしまったんだろうなとも思います。不完全燃焼のまま、納得のいかない気持ちを持ったまま卒業となり、あきらめの気持ちと共に迎えていることでしょう。沢山の人たちも同じ状況なんだと言われても一人一人の気持ちの中は穴が空いたままでしょう。卒業を迎え次のステップに踏み出した後、夢、楽しみを見つけ出し、ポッカリ空いたその穴を少しずつ埋めていってください。若いのだからひとところにとどまる事なくスキルを上げていってください。

卒業を、顔を見て祝ってあげられることも出来なくて本当に残念で申し訳ない気持ちで一杯です。あなた達の未来が輝かしいものであることを、これから出会う人達に愛されることを願いはなむけの言葉と致します。

 

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卒業生の皆さま

この度はご卒業、誠におめでとうございます。

昨今、「ダイバーシティ(diversity)」という概念が提唱されています。多様性を受け入れ、差別なき社会の実現を目指すものです。

私達が大学を卒業した頃と比べて、人生の選択肢は豊富で、その選択は自己責任の下に決断され、周囲の人々に寛容性をもって受け入れられる時代になりました。寛容性に甘えてはいけませんが、「男(女)はこうあるべき」などという固定観念に縛られることなく、皆さんは「自由」に生きることができます。 

今後の人生において、数多の選択に後悔のないこと、皆さまに幸多からんことを祈念しております。

2021年3月

女子監督 村尾 勉

 

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卒業生へ

 

 4回生のみなさん。卒業、卒部、おめでとうございます。短い文ではありますが、3人にメッセージを贈ります。

 3点、伝えたいことがあります。1点目は結果を出すこと。去年は新型コロナウィルスの影響で最後の1年間は本当に辛かったと思います。インカレも2年連続でなくなり、力を発揮するチャンスすらなく、悔いが残っているかと思います。私も4回生の春リーグの入替戦の試合中にアキレス腱を切ってしまい、最後の1年はリハビリ生活で終わり不完全燃焼でした。しかし、自分はもっとやれたのではないか。もっと上を目指せたのではないか。チャレンジしたい。結果を残したい。そんな気持ちは、今も私の心の中にずっとあり、どんな苦しい時でも諦めない原動力となっています。社会に出て働き、結果をだし自分の自信に繋げて下さい。

 2点目は、我慢をすること。社会は理不尽なことだらけで自分の思うようなことばかりではありません。ドラマ半沢直樹のように、上司にたてつくなんてことをすれば、次の日から仕事は無くなります。(笑)また、1年目だからといった甘い考えでは通用しないことが沢山あります。まずは、先輩や上司の言うことをしっかり聞いて学びましょう。我慢することには別の意味もあります。昨今、転職するのが当然の時代になってきています。私自身、2度転職しています。ただ、石の上にも三年という言葉があるように、最低でも3年は働き仕事というものを学んで下さい。

 3点目は基礎を大事にすること。「守破離」という言葉あります。日本の茶道や武道などの芸道・芸術における師弟関係のあり方の一つで、それらの修行における過程を示したものです。まずは社会に出て、先輩や上司の教えを忠実に守って下さい。そこから自分なりの工夫をして、徐々に基本を破り、最後には型や教えから離れ、全く新しいオリジナルを生み出し会社や社会に貢献して下さい。

 素晴らしい未来に向かって躍進して下さい。応援しています。また体育館や試合会場で会いましょう。

同志社大学 体育会バドミントン部 監督 西山智

 

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卒業生へのはなむけの言葉

 

ご卒業おめでとう。京都インカレでの溌剌としたプレイが瞼に残っています。

コロナ禍での体験を糧に「勇気」と「決心」を胸にバドミントン部で培った「フェアープレイの精神」のもと何事にも真摯に向き合う新社会人としてご活躍されるようお祈りいたします。

                                                   1960年卒 堀口 元生

 

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ご卒業おめでとう!

 

獅子堂孝雄くん、同学年に男子一人、4年間続けたあなたの存在は大きいです。2017年12月の京都クラス別大会男子ダブルス準優勝、よく頑張りました!お疲れ様!

女子の長町夏実さんは2017年11月の関西学生新人大会で見事優勝!その後エースとしてリーグ戦では勝つのが当たり前のプレッシャーの中、時々泣きながら耐えていましたね。

長町さん・長丸彩由子さんのダブルスは2018年6月の関西学生選手権女子ダブルスで3位に入り、2人のパワフルなプレイが京都開催インカレ女子創部初のベスト8に繋がりました!長町さんは3回生で女子キャプテンを苦しみながらも務め、長丸さんは今年度4回生で女子キャプテンを務めました。

3人の今年度4回生でのさらなる成長と活躍が見られなかったのが本当に残念です。

コロナが終息したら、皆さんとお食事会しましょう!OB・OGの有志も呼びます。社会人として遠くへ行かれても京都へ帰ってきてくださいね。楽しみにしています!

                          OB・OG会幹事長・1975年卒 鷲江 京子

 

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社会人になったら、良いことも嫌なことも、嬉しいことも悔しいことも一杯ありますが、体育会で培った元気と根性で頑張って下さい。

義務としての練習をしなくても好くなったバドミントンも、自分の楽しみとしてできるので嬉しくなると思うので、これも続けて下さい。頑張れ!!!

                                   1978年卒 足立 秀樹

 

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卒業生の皆さまへ

ご卒業おめでとうございます。

例年通りの活動ができず、寂しい思いをされていらっしゃることと思います。

でも、だからこそ、寂しさをチャンスに変えて、いつの日か「あの時があったから、楽しい今がある」と仲間で語り合える未来を創ってください。

会に出れば、また別の悩みや苦しさを感じます。

一人で抱えることはありません。

仲間や、先輩に相談して、ご縁を大切に心身の健康をしっかり守ってください。

私は卒業して、何十年も経ちましたが未だに先輩方に助けていただいています。

バドミントン部は、大切な、もう1つの家です。

いつか皆さまと、安心してお会いできる日を楽しみにしています。

これからのご活躍を、心からお祈り申し上げます。

1992年卒 杉野 麻子

 

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長町さん

ご卒業おめでとうございます。

卒業後の新天地で、またご活躍されることを期待しています。

新しいスタートで、お忙しくなることと思いますが、機会があれば、八万ジュニアバドミントンスクールにも顔を出していただければと思います。

選手/スタッフ/福家監督ご夫婦 一同お待ちしています。

 

1994年度工学部卒 ・八万ジュニアバドミントンスクール コーチ 笹岡 典史


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ご卒業おめでとうございます。

この1年の悔しい思いをバネに、更に飛躍されることを願っています。

2004年卒 江島 健一

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卒業生からのコメント

 獅子堂孝雄
 コロナ禍の中、 卒業セレモニーを開催していただきまして、ありがとうございました。
この部活で過ごした4年間は、私の10年間の競技生活で最も濃い4年間であり、最も成長することが出来た4年間でした。
これも全て、部を支えていただいたOBOGの方々、監督、コーチ、先輩方、そして後輩たちのおかげです。
この部活で得た経験を活かし、立派な社会人として活躍出来るよう精進していきたいと思います。


 長町夏実
コロナに関わらず、部員の皆さん、そして監督コーチに集まって頂き無事卒部することができました。本当にありがとうございました。最後の1年は試合も練習もろくにできず味気ない締めくくりとなってしまいましたが、それでも後悔なく4年間を終えれたと思っています。今年も苦難の多い1年になりそうですが、後輩の皆さんには負けずにこれからも頑張ってほしいです。
4年間、本当にお世話になりました。

 長丸彩由子
 このようなご時世の中、卒業セレモニーを開いていただき本当にありがとうございました。
この4年間で体育会での部活の経験は私の成長に大きく関与していたと振り返って改めて思います。それも、ずっと応援してくださったOBOGの方々、厳しく指導してくださった監督、コーチ、先輩方、どんな状況でもついてきてくれる後輩たちがいたからこそだと思います。
卒業後は想像していない困難や辛抱があると思いますが、ここでの経験を糧に活躍していきたいと思います。
本当にありがとうございました。


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