2025.06.18(水)
2025年度関西学生選手権(5/10~6/11)結果
西山、村尾両監督にご寄稿いただきました。
(男子結果)
男子シングルスA 山本隼也(政策2)ベスト8、
男子ダブルスA 熊木凌也(商2)・大宮愛斗(スポ健2)ベスト8
男子シングルスB 準優勝 吉田旺世(政策1)
3位 伊藤壮平(グローバル・コミュニケーション1)
男子ダブルスB 優勝 天野遥(スポ健1)・藤原疾風(政策1)
準優勝 加藤優弥(理工1)・吉田旺世(政策1)
男子監督 西山 智
今大会では、山本が男子シングルスにおいてベスト8入りを果たしました。準々決勝では、2年連続で優勝を果たしている関西の絶対王者・衣川選手(立命館)と対戦しました。第1ゲーム中盤には16-13とリードし、流れを完全に掴みかける場面もありました。山本の豪快なスマッシュと粘り強いラリーは、会場でも存在感を放っていましたが、王者の経験値と試合巧者ぶりの前にあと一歩及ばず、惜しくも敗戦となりました。とはいえ、歴代王者を相手にここまで食らいついたその内容は、今後の飛躍を感じさせる価値ある一戦だったといえます。
また、熊木・大森ペアも男子ダブルスで堂々のベスト8進出を果たしました。準々決勝では、最終的に優勝を勝ち取ったペアと対戦。1ゲーム目・2ゲーム目ともに中盤までリードを保つなど、十分に勝機のある試合展開を作りました。しかし、勝負所の1点を取り切る力が最終的に勝敗を分ける形となりました。春の実業団遠征でも、同様に「あと1点」が届かずに悔しい思いをした場面がありましたが、その課題が今大会でも表れる結果となりました。それでも、トップレベルと遜色ないプレーは間違いなく、次のステージに向けた手応えも得られた一戦でした。
山本、熊木、大森の3名は、今後の関西学生リーグ戦や西日本大会でもチームの中核を担う存在として大いに期待していますが、それと同時に、団体戦を勝ち抜いていくためには「4人目以降の戦力」がいかに充実していくかが、チーム全体の課題として浮き彫りになっています。上位層の安定感に加え、底上げによる層の厚さこそが、次なるタイトル獲得の鍵になると考えております
男子ダブルスB 男子シングルスB
2回戦 2回戦
吉田旺世 21-6 北野航世 吉田旺世 21-6 三好 要(神戸大学)
加藤優弥 21-1 河上倫也(四天王寺) 21-14
藤原疾風 21-6渡辺瑛太 伊藤壮平 21-12 山崎智斗(畿央大学)
天野 遥 21-12山中優翔(大阪成蹊大学) 21-11
3回戦 3回戦
加藤優弥 21-6別府健太郎 吉田旺世 21-10 三國 和(滋賀大学)
吉田旺世 21-8山口智也(関西外国語大学) 21-13
天野 遥 21-13三好要 伊藤壮平 21-7日高雄太(神戸大学)
藤原疾風 21-9 田中祐樹(神戸大学) 19-21
21-14
4回戦
加藤優弥 21-19小磯脩斗 4回戦
吉田旺世 21-8生川晴登(大阪体育大学) 伊藤壮平 21-16 中野 具(神戸親和大学)
21-13
天野 遥 21-19望月拓馬 吉田旺世 21-17 山口智也(関西国語大学)
藤原疾風 21-17小柳夏維(大阪体育大学) 21-12
5回戦 5回戦
加藤優弥 21-17 多々良陽生 吉田旺世 21-10 大道一寿(羽衣国際大学)
吉田旺世 21-14 上西優希(大阪国際大学 ) 21-18
天野 遥 21-12中西悠也 伊藤壮平 21-7 上野太久真(神戸大学)
藤原疾風 21-11西口颯馬(大阪公立大学) 21-17
準々決勝 6回戦
天野 遥 21-13 多田侑生 伊藤壮平 20-22 島本翔平(京都大学)
藤原疾風 21-12 廣瀬柊生(大阪工業大学) 21-9
21-11
吉田旺世 21-8山﨑智成 (大阪経済法科大学)
加藤優弥 21-10柴田虎春 吉田旺世 21-10 大澤良能(神戸大学)
21-17
準決勝 準々決勝
天野 遥 21-17 大村朝陽 (神戸大学) 伊藤壮平 21-17 吉松誠朗(大阪国際大学)
藤原疾風 21-19 日髙雄太 21-11
吉田旺世 21-14 柏村鷹征 (大阪体育大学) 吉田旺世 21-16 郷谷和生(羽衣国際大学)
加藤優弥 21-11 平山依央莉 20-22
21-11
決勝
天野 遥 21-14 加藤優弥 準決勝
藤原疾風 19-21 吉田旺世 伊藤壮平 24-22 吉田旺世
21-7 19-21
14-21
決勝
吉田旺世 18-21 堀田蒼真(羽衣国際大学)
18-21
以上
男子ダブルスB 優勝 天野(右)・藤原(左)組
男子ダブルスB 準優勝 吉田(左)・加藤(右)
男子シングルスB 準優勝 吉田
男子シングルスB 3位 伊藤
(女子結果)
女子ダブルスA 東 美衣奈(商3)・田中夢理(スポ健3) 3位入賞
向井温菜(商1)・坪井陽菜(神1)ベスト8
女子シングルスA
梅田莉々子(スポ健4)・尾形珠季(スポ健3)・池田美和(スポ健1) ベスト8
女子監督 村尾 勉
2022年度より標記大会女子ダブルスAで3連覇を達成しており、今大会で4連覇の期待がかかる中、準々決勝で同校対決を制した東・田中組が準決勝に臨みましたが、立命館大学のペアに惜敗し、目標には届きませんでした。その他、向井(商1)・坪井(神1)もベスト8に入る健闘を見せました。
女子シングルスAには、梅田(スポ健4)・尾形(スポ健3)・池田(スポ健1)の3人が準々決勝に臨みましたが、何れもベスト8敗退、それでもシングルスでの複数名入賞は見事でした。
その他、出場した選手は皆、精一杯頑張りました。特に、1年生が元気に活躍したことが印象に残る大会となりました。一方で、得られた結果に満足している選手は誰一人いないはずです。関西春季リーグ戦から幾つかの悪い傾向が見られますので、これを課題として取組み、次戦、西日本インカレでの巻き返しに向けて頑張ります。
【女子ダブルスAスコア】
2回戦
東 美衣奈 21-18木畑蒼葉 (大阪体育大学)
田中夢理 21-4横木奏美
3回戦
東 美衣奈 21-8 吉居 鼓 (京都産業大学)
田中夢理 21-10小川七星
4回戦
東 美衣奈 21-15安福万澄 (立命館大学)
田中夢理 21-14鈴木菜夏
準々決勝
東 美衣奈 21-11 向井温菜
田中夢理 21-10 坪井陽菜
準決勝
東 美衣奈 24-22工藤葉那 (立命館大学)
田中夢理 16-21上田心乃華
17-21
以上
女子ダブルスA 3位 東(右)・田中(左)組